地域畜産優良事例
《山間地の肉用牛振興対策をめざして》

《高知県長岡郡本山町寺家》《西村行雄》《社団法人 嶺北畜産協会》
1.地域の概況

【地域(管内)の自然条件、主産業、農業、
 畜産の状況、産地の地域産業に占める位置づけ等】


 高知県嶺北地域は県都、高知市より北東に
約51kmの地にあり高知県の中央部に位置す
る山間の農業地域である。北は山を隔て愛
媛県と境を接し、町の中央を四国三郎の名で
知られる吉野川が流れ、また四国の水瓶、早
明浦ダムのある地として近年脚光を浴びた地
域である。嶺北地域とは4ヶ町村を総称して
の呼び名である。高知県の中にあっては比較
的冷涼な気候であり、これを生かして冷涼野
菜の栽培が行われる等、農村業が盛んであり
他に水稲、それに酪農、肉用牛、特産鶏の飼
養が行われている。地域は急峻な山が多く、
水田は棚田が大半を占めている。地域の水肥
を生かした水肥米と呼ばれる米が栽培されて
おり好評を得ている。畜産は肉用牛飼養の農
家が多く、4ヶ町村をあわせてこれに携わる
農家は95戸余り、頭数は1500頭を数え高知
県下の飼養牛の約23%を占める。特筆すべき
産業が少ないこの地域にあって肉用牛経営は
地域産業として大きな役割を果たしている。
【本件に関するお問合せは】 社団法人 中央畜産会 事業第一統括部(支援・調査研究)
TEL 03-3581-6683 / FAX 03-5511-8205