地域畜産優良事例
《山間地の肉用牛振興対策をめざして》

《高知県長岡郡本山町寺家》《西村行雄》《社団法人 嶺北畜産協会》
2.地域畜産振興活動の内容

(4)今後の課題
【残課題今後の活動を発展させるために必要な事項】


高齢化対策

 地域の農家は高齢化が進んできている。
しかしこれらの中には飼養意欲の高い農家が
多く、比較的体力のある農家に対しては飼養
可能な体制を築くことを検討しなければなら
ない。この事は多頭飼育でなければ、また放
牧を取り入れる事によって実現できると考え
る。この事に協会としての取り組みをどうす
るかを検討しなければならない。

ヘルパー体制の実施

 家畜飼養の農家は労働力が多くないと出か
ける事ができない。一泊の小用も協会が実施
する研修などにも参加は困難である。このた
めに農家をグループ化し地域のヘルパー制度
整備する事。この事は高齢農家の救援にも役
立つと考えられる。
【本件に関するお問合せは】 社団法人 中央畜産会 事業第一統括部(支援・調査研究)
TEL 03-3581-6683 / FAX 03-5511-8205